新年明けましておめでとうございます。
今年皆さんにたくさんの幸あれ☆

年初から物価高・増税・人口減少などのキーワードが強く想起される現状だが、アパレル業界は今年どんな動きとなるのだろうか?
アパレル業界において昨年より特に顕著になってきたのが…生地・副資材高騰 / 生地・副資材廃色+廃版増加 / 縫製キャパ減少により縫製相場高騰 / 生産リードタイム増大…etcであり、物作りには不利な状況が重なっている。
こういう状況下において、利益を出す為に企画及びMDの重要度が増している。
ワンオブゼムの企画では到底値段競争に巻き込まれるし、需要や気象など予測した(ロスを出さない)最適な商品供給を行わなければ利益は出ないだろう。
マスマーケットはユニクロ・GU・しまむら・ワークマン・西松屋などに任せて、中小が生き残るためには大手が参入しづらいニッチ市場に軌道修正を行うパターンも増えるのではないか?
経済の原則において「需要より供給が勝る市場」ではレッドオーシャンになるのが明白であり、スケールメリットを生かしたコストパフォーマンスに優れる大手有利の構図になる。
商売の大事なポイントは様々あると思うが、私が特に重要なポイントと考えるのは「いかにして値段競争から離れるか」であり、目指すはブルーオーシャンである。
コロナ禍当初、なぜ高いマスクでも飛ぶように売れたか?と言うと、圧倒的に供給よりも需要が勝っていたからである。
ニッチマーケット(市場が小さすぎてもダメだが)をピンポイントで捉えた企画・ブランディング・知的所有権取得・マスコミ(インフルエンサー)リンク・受賞歴などをフル活用し、いかにしてオンリーワンに魅せることができるかが?勝負のポイントになってくるだろう。