商品には例外なく商品ライフサイクルというものが存在する。
導入期~成長期~成熟期~衰退期
なお、周期は一定ではなく、導入期から衰退期まで数年程度の短期間で終焉するもの(ビリーズブート〇ャンプ・メ〇ンパン・タピ〇カ・エアマック〇など)もあれば、数十年~100年程度の長期的期間を要して駆け抜ける商品(〇ロリーメイト・〇ップヌードルなど)もある。
ただ、周期の違いはあれど、必ずライフサイクルは存在する。

約25~30年以上前であれば、成長期前半からでも参入時期としては遅くなかったかもしれないが、現代では成長期(ブームと言われ始めてから)に参入しても遅い(儲かる期間が短い)場合が多いように思う。
また、流行れば流行る商品(サービス)ほど、一定期間を超えると、急角度で廃る場合があり、流行りものほど「売れ時が見切り時」という経営判断も重要になってくるだろう。

ちなみに私がオススメする参入時期として「導入期」である。
以前までのマーケティング論でいけば、導入期は広告宣伝(認知度向上)コストなどが莫大にかかり、どちらかというと中小よりも大手向きの戦略と捉えられていたように思う。
ただ、「何か売れるものはないか?」と全国で数えきれない人達(ライバル)が存在し、ライフサイクルの短縮化が進む現代においては成長期(ブームと言われ始めてから)参入では遅く、すぐに成熟期(ライバル多数出現による価値低下 / 価格競争など)に突入し、儲かる時期が少ないのではないか。。投資金額の回収すら難しいのではないか?と考える。

私が理想としている戦略として、導入期に参入(自ら新たなコンテンツを創り出す)し、パイオニアとしてブランディング(知的所有権など含む)していく戦略である。

ただし、これには、先ほども言った「導入期特有の障壁」を超える必要がある。
通常であれば莫大にかかる広告宣伝(認知度向上)コストである。
これについては、無料でメディアに取り上げてもらうメディア戦略が必要となってくる。
当社はこれまで(50回以上のテレビ出演含む)100回以上メディアに取り上げられてきたが、ほぼコストを使っていない。
まだ、未開の地をメディア戦略によって開拓していけば、現代マーケットにおいても成功の確率を高めることができるのではないか?と考えている。