うちの会社はこれまで約50回前後のテレビ出演、新聞・ラジオ・SNSなど含めると、、これまでメディアに約100回前後取り上げられてきた。
でも、自慢したいのは取り上げられてきた回数ではなく、これまで広告費をほぼ使っていないという点である。
つまり、ほぼタダでメディアに100回前後取材を受けたのである。

では、どうしてそれが可能だったのか?
(ビジネスにしても同様であるが)成功とはほとんどの場合単一要因ではなく複合要因なので、メディアに取り上げられた要因は多数あるのだが、今回は「プレスリリース」に絞って話をさせていただく。

約20年前、自社ブランドを立ち上げた際に、私は人生初めてのプレスリリースを書いた。
ただ、、書き方も何も分からなかったから、とりあえず他社のプレスリリースを色々参考にして作成した。
そして、リリースの方法も分からなかったから、とりあえず本屋でメディアの住所録みたいな本を買ってきて住所を調べたり、メールアドレスを調べたりして…全国のメディアにプレスリリースをかたっぱしに送ってみた。

でも反応は全く無かった。。

落胆してると、、、送ったメールアドレス先から1通のメールが返ってきたのだ。

「やった」と喜びながらメールを開いたら…なんとそこには苦情にも似た内容の文章があったのだ。

あなたの送ったプレスリリースはプレスリリースとも呼べません。私たちメディア関係の人間は日々忙しくしており、このような内容の文章が届いても、まともに読むこともせずに削除するだけです。」みたいな辛辣な返信が返ってきたのだ。。
ただ、読みながら、不思議と怒りは沸いてこなかった。何か相手の方の温かい部分が感じ取れたのだ。
だから、「忙しい中ご返信いただき誠にありがとうございました。私は初めてプレスリリースというものを作成しましたが、何も分かっていなかったみたいで大変失礼いたしました。教えていただきありがとうございました。勉強し直します。」みたいなメールを返信した。

そしたら、、なんと、メールの相手は忙しいにも関わらず、会ったこともない私に、1から10まで細かくプレスリリースの作り方をメールで教えてくれるようになったのである。

そして、今度はその人の教え通りにプレスリリースを作成し、その人の教え通りに配信したら、面白いように反響があり、地元メディアからも取材依頼が集中し、自社ブランドが全国に羽ばたくきっかけになった地元百貨店での売上新記録達成に繋がっていったのだ。

もし、、あの時、「なんだ..このメールむかつくなあ。。わざわざ文句返信してこなくても。。。」という考えで何もアクションを起こさなかったら、このような流れに乗ることはできなかっただろう。

出逢う人出逢う人を味方にできれば、きっと夢に近づくはずだ☆
目の前に起こる事象すべてを前向きに夢に続いている道と捉えて、周りに感謝して進んでいけば、もう成功したようなものだと思う☆

☆すべての事象は夢に近づく成功ロード☆