令和のニーズとは?

需要に対して供給が勝ちすぎている現代のオーバーマーケット市場ではありとあらゆるデザインが出尽くしており、ファッション性で勝負できる領域は限られている。
ヒット商品はデザイン性よりも機能性の領域から発生することが多くなっているのが現状だ。

人間には大きく分類すると「快楽を求める欲求」と「不安(不満・不快)から逃れたい欲求」があるとされ、購買意欲に結び付く力がより強いのは「不安(不満・不快)から逃れたい欲求」のほうだと個人的には推測しており、消費者の不安(不満・不快)を解消できるアイテムは売れやすい傾向にあると思われる。
つまり、不安(不満・不快)度が高ければ高い(緊急性が高い)問題ほど、解決できる商品・サービスには高額な金額でもビジネスが成立する可能性があるということだ。

例えば...子供の引きこもりに悩む親にとって、もし必ず引きこもりを解消してくれるカウンセラーがいたら、1回のコンサル料が100万円でも払う顧客は相当数居るだろう。

アパレルの世界で言えば、昨今のニーズに対する機能性での悩み解消アイテムと言えば、「酷暑対策=空調服」「疲れ・ストレス=疲労回復ウェア」などが挙げられる。

今後、不安(不満・不快)解消アイテムの領域において、機能性をうまくニーズにはめ込んだ企画にはヒットの鍵がたくさん存在すると思う。